嗅覚刺激療法のやり方

嗅覚刺激療法のトレーニングはこのように行っています。

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嗅覚刺激療法を始める前の状態

嗅覚刺激療法を始める前の状態を記録しておきます。

ニオイがあまり感じられません。

自分の臭いもあまりわかりません。

分からなくなる前は気になっていた、自分の頭皮の臭いとか、マスクした時の口臭とか、汗をかいた時の汗臭さとかが分かりません。

私は鼻掃除をしすぎる位する方だと思うのですが、忙しかったりしてしばらくしていない時には鼻の中に鼻くそが溜まっていて、エアコンのフィルターのような臭いがしていたものですが、そんなものももちろん分かりません。

トイレに行っても大も小も臭いがほぼ分かりません。

ニオイのキツイものは一瞬分かるような気がしますので、お腹が弱めの大の時には初めちょっと臭いがあるような気がしますが、その一瞬だけでその後は分からなくなってしまいます。

猫を3匹飼っているのですが、猫トイレの臭いは夏場は特にキツイものだったのですが、それも分かりません。

旦那さんの口臭やわきの臭いも辛いものでしたが、こちらも分かりませんのでその点だけ見ると、臭いが無い世界というのは悪いものではありません。

…が、食べることに関していえば、とても辛いものがあります。

味覚の方は私は残っていますので味は分かるのですが、微妙な香りというものが全く分かりませんので、大まかな味、しょっぱいとか甘いとか、酸っぱいとかしか分かりません。

辛い(からい)ものはいまいち分かりません。

辛味というのは匂いが大事なのでしょうか。

カレーを食べてもしょっぱいドロドロのものとしか感じなかったので、しばらくは食べなくていいのかも…と思いました。

以前は甘すぎない程よい甘さのきんつばが好きだったのですが、今では味気ないものになってしましました。

甘さがしっかりとついているものでなければ、今は満足出来ません。

ものを食べる時の味の理解というものは、味覚だけでは無かったのだなと思います。

口の中で噛み砕かれた食品のほのかな香りが鼻に抜けて、その匂いと味が一緒になって美味しい味というものが完成するような気がします。

なので、匂いが分からない現在は非常に味気ない食事の時間となっています。

食べることしか楽しみが無いような人生をしばらく送ってきていた私には、とても辛い状況です。

50歳になったばかりなんですが、以前は100歳まで元気で美味しいものを食べて生きていこう!と運動したり、食べるものに気をつけたり、足もみをしたり、と色々気をつけていたつもりだったのですが、それもやる気がそがれました。

美味しさが分からない食事を続けて100歳まであと半世紀も生きたくはありません。

今、臭いが分からなくなってから2週間ほど経つので、ちょっとは前向きになっては来ているのですが、判明した当初は生きていく意味が無いし、何かすることにも意味は無いし、これからどうしていこう…と軽い鬱状態だったと思うのですが、

嗅覚刺激療法というものを知って、これをやっていけば治るかもしれないと、一縷の望みにかけて試していこうと思っているところです。

コロナ後に臭覚が無くなった場合には、8割がたが数週間で治るという話もありますので、少しずつでもニオイを感じられるようになっていければ、と思っています。

今は嗅覚刺激療法で使用するアロマオイルを通販で購入して届くのを待っている状態です。

実は日本では無くて海外に住んでいるので、日本ほど早くものは届きません。

木曜日あたりに届くらしいので、それまでにこのブログの書き方とかを決めていきたいと思っています。

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