令和4年12月24日(土)108回目の結果。食にこだわりの無い人が海外生活を始める前には気をつけて！

2022年12月24日の嗅覚トレーニングの結果です。

一回目、午後0時05分に実施した結果。

クリスマスイブですね。

こちらに来たばかりからの数年は、もう20年近く前のことになってしまいますが、旦那さんの家族の集まりに顔を出さなくてはいけない日が多くて気の重い季節でした。

年を経るにつれて行く回数も減っていき、コロナ禍を越えてさらに少なくなった今は快適になっています。

旦那さんの話ではこちらの人達もコロナで家を出られなかったときに、「家族の集まりに出なくても平気なのだ」と気付いた人がいるようで、一般的に見ても、密な家族のつながりに少々スペースが出来てきているのではないかと思います。

二回目、午後10時44分に実施した結果。

今日の晩ご飯はクリスマスイブということで、ちょっと豪華にしゃぶしゃぶとなりました。

卓上ガスコンロは無いのでキッチンで中華鍋を使ってしゃぶしゃぶします。

薄切り肉というのも売っていないので、かたまりのヒレ肉を買ってきてから形を整えて冷凍し、食べる直前に少し解凍されたものをスライサーで薄く切ります。

海外で居住地が、日本人が多く住んでいるパリとかロンドンではないときには、こんなことをしないとしゃぶしゃぶは食べられません。（最近私が住んでいるところにもしゃぶしゃぶ屋さんが出来ているみたいですが、まだ行けてません）

「食べることに特にこだわりは無いからきっと海外に行っても大丈夫」なんていう人はきっと海外生活を始めると食生活の面でドツボにハマります。

便利なコンビニは無いし、安くて美味しい定食屋さんなんてものはないですからね。

あ、ドツボにハマりますと書きましたが、それは私が経験したから分かることなのです。

誰かを指さして「気をつけなさいよ」なんて上から目線で言ってるわけではありません。

食にこだわりが無いということは、日本で手軽に入手出来る簡単なものを食べていたからそう思うのだと思いますが、海外、特に日本人が多く住んでいるところでは無い辺鄙なところでは、そのようなものはありませんから、何か日本的なものが食べたくなると自分で一から作るしかないわけです。

最近は日本食ブームも進んでいると思いますので、どこへ行っても中国人の方々が寿司屋やラーメン屋をやって下さっているかもしれませんが、日本人の期待するレベルには少し距離のあるものが多いと思います。（失礼なこと書いて住みません。中国人の方々のおかげで助かっていることが沢山あるのに…）

というわけで、自分で作ることになるのですが、もともと食べ物にこだわりがあるという自覚も無いので料理も上手でなかった私は、今から思い出すと相当ひどいものを食べていたように思います。

ピーマンだらけのべちゃべちゃのチャーハンとか、どんだけ煮込むの？という位煮込んだ照り焼き（？）チキンとか、酢飯の味がいまいちなスモークサーモン入りの太巻き寿司とか、今から思い出すだけでも憂鬱になりそうな代物です。

食にこだわりが無いと思っている人は、海外の日本人があまりいないところにしばらく滞在する場合、なにか一つだけでも、できれば何種類か「これだけあれば大丈夫！元気が出る！」というメニューを、自分で作れるようになってから海外に出ていくのが精神衛生上好ましいと思います。

私のように料理下手で、食にこだわりが無いといいつつも実は日本の美味しいご飯が好きで、食事はとにかく腹を満たせられれば良いとは実のところ思えない人は気をつけて欲しいです。

何にもしなくても精神的にヘコまされることもなきにしもあらずな海外生活で、食べたいものも食べられないというのはキツイと思います。

食にこだわりが無いというレベルが本当に「何でも大丈夫！」「居住地でよく食べられているご飯が毎日続いても大丈夫！」「とにかくお腹いっぱいになれば大丈夫！」というレベルであれば問題は無いのですが…。

なんだか、当初の予定とは全く異なった事柄を長々と書いてしまいました。

久しぶりにワインを飲んで酔っ払ったからだと思います。

今日の晩ご飯の話に戻りますと、散歩したついでに買って来たスイーツもなかなか美味しかったです。

甘いだけの3段チョコムース（4段？）ではありませんでした。

上2段はチョコ、ホワイトチョコのふわっと甘め、一番下はほろ苦のどっしりとしたブラウニーのような感じでなかなか手が込んでいました。

ツリー型の小さな砂糖菓子ものってましたし、クリスマス限定だったんだと思います。

ここのクリスマスは明日で終わらず、年が明けて6日頃まで続くのでしばらくはあるのかもしれません。

…しかし、クリスマスといえども今日は食べ過ぎました。